SEOツールの選び方|無料から始めて集客につなげる比較ガイド
SEOツールは目的別に種類が分かれます。無料で使えるGoogle系のツールから有料の総合型、記事づくりまで回すAIツールまでを小規模事業者の目線で紹介し、各ツールの料金と『無料の条件』を公式ページで確かめて整理し、自分に合う一つを選んで無料で始めるところまでを、具体例とともにやさしく解説します。

目次(23)
SEOツールは目的別に5種類あり、まずは無料のGoogle系ツールだけでも調査と現状把握を十分に始められます。士業や教室、治療院、コーチ、小売など、自分でブログを書いているけれど検索から人が来ない。そんな一人〜数名で動く事業者にとって大切なのは、高機能なツールを一式そろえることではありません。自分の目的に合うものを最小構成で選び、無料で手を動かし始めることです。
このガイドでは、SEOツールをまず種類で地図のように整理し、無料で始められるものから本格運用の有料ツール、記事づくりまで一本で回すAI系ツールまでを、実在する製品名と役割で紹介します。そのうえで「小規模事業者が何を基準に選べばいいか」を比較表とチェックリストにまとめました。いきなり有料の高機能ツールを契約する必要はありません。無料ツールで現状をつかみ、足りなくなったところだけを一段ずつ補っていく。そんな進め方を、具体的な手順とともに示します。まずは次の読み分け表で、自分がどこから読めばいいかを決めてください。
SEOツールとは?できることと主な種類
SEOツールとは検索集客の各工程を助ける道具で、役割ごとに5つのカテゴリに分けて考えると迷いません。やみくもに数を並べて比べると、どれも同じに見えて選べなくなります。先に「どの工程のための道具か」で地図を描くと、自分にいま必要なカテゴリがはっきりします。
キーワード調査
読者がどんな言葉で検索しているか、その言葉にどれくらい関心が集まっているかを調べる道具です。Google広告のキーワードプランナー(外部サイト・新しいタブで開きます)は新しいキーワード候補と月間検索ボリュームの見積もりを返しますし、ラッコキーワード(外部サイト・新しいタブで開きます)はサジェストや関連語、質問の形をまとめて見せてくれます。記事を書く前に「どの言葉で書くか」を決める、入口の工程です。ここを飛ばして思いつきで書くと、だれも検索していない言葉に労力を使ってしまいがちなので、少人数で運用するほど最初に押さえておきたいカテゴリになります。
順位・インデックス監視
公開した記事がGoogle検索で何位に出ているか、そもそもGoogleに登録(インデックス)されているかを見張る道具です。ここはGoogle Search Console(外部サイト・新しいタブで開きます)が中心になります。順位や表示回数、クリック率といった実際の検索トラフィックを確認でき、インデックスの問題があれば直して再登録を依頼できます。Search Consoleの順位は期間の平均なので、決めたキーワードの順位を毎日記録したい場合は、国産の順位チェックツールGRC(外部サイト・新しいタブで開きます)のような専用ツールを足します。GRCはWindows用のソフトで、無料版から使え、登録できる項目数の制限を緩める有料ライセンスはベーシックが月495円(税込)からです(GRCライセンス(外部サイト・新しいタブで開きます))。
被リンク・競合分析
他サイトから自分のサイトへ張られたリンク(被リンク)や、上位に出ている競合がどの言葉で集客しているかを調べる道具です。ここはAhrefs(外部サイト・新しいタブで開きます)やSemrush(外部サイト・新しいタブで開きます)のような海外の総合型が得意とする領域で、巨大な独自データベースを使って競合の内側をのぞけます。本格的に順位を伸ばす段階で効いてきます。
テクニカル監査
ページの表示速度やリンク切れ、重複、構造上の問題など、サイトの土台に技術的な不具合がないかを点検する道具です。Search Consoleでも基本的な問題は把握でき、Screaming Frog SEO Spider(外部サイト・新しいタブで開きます)やAhrefs・Semrushのサイト監査機能を使うと、サイト全体をまとめてクロールして一覧で洗い出せます。Screaming Frogは無料版で500URLまでクロールでき、それを超えるサイトは年245ユーロ(公式の表示額)の有料ライセンスが必要です。数十ページのサイトなら無料版で足りますが、数百ページあるサイトだと上限に届くこともあります。
コンテンツ・記事作成
調査で決めたキーワードをもとに、実際の記事を書く・直す工程を助ける道具です。AIライティング系のTranscope(外部サイト・新しいタブで開きます)やSAKUBUN(外部サイト・新しいタブで開きます)、承認を前提に下書きを作るつむぎなどがここに入ります。調査だけでは順位は上がらず、最後は中身のある記事を公開する必要があるため、近年とくに選択肢が増えているカテゴリです。
この5カテゴリは、1つのツールが複数をまたぐこともあります。たとえばSearch Consoleは順位監視とテクニカル監査の両方に顔を出しますし、総合型は調査から監査まで広く覆います。
この5つは、実際のSEO作業では「キーワードを決める→記事を書く→公開してインデックスされる→順位と反応を見る→足りない部分を直す」という一つの輪としてつながっています。キーワード調査は書き始める前の工程、順位・インデックス監視は公開した後の工程、被リンク・競合分析とテクニカル監査は伸び悩んだときに原因を探す工程、コンテンツ・記事作成はその輪を実際に回す中心です。一人〜数名で運用するなら、最初から5つ全部をそろえる必要はありません。輪の入口にあたるキーワード調査と、結果が見える順位・インデックス監視の2つから始め、手応えが出てきたら被リンク分析や記事作成のツールを足していく。こうした順番が、無理なく続けられます。次の読み分け表で、自分がいまどの工程から手をつけるべきかを選んでください。
目的別の読み分け|どこから読めばいい?
自分の状況に当てはまる行を選べば、次に読むべきセクションか関連記事にそのまま進めます。このガイドはSEOツール全体の地図を描く入口なので、より深く比べたいテーマは、それぞれ専用の記事に案内します。
| 当てはまる状況 | 次に読むセクション・記事 |
|---|---|
| お金をかけずに、まず自分のサイトの現状を把握したい | この記事の「まず無料で始められるSEOツール」へ |
| 記事の作成やリライトまでツールに任せたい | この記事の「記事づくりまで回すAI・コンテンツ系ツール」へ |
| キーワードを深掘りして選ぶツールをじっくり比べたい | 関連記事キーワード自動生成ツールの比較 |
| 記事を自動でつくるツールを横並びで比べたい | 関連記事記事自動生成ツールの選び方 |
| これから一人でSEOの手順から始めたい | 関連記事個人事業主のSEO対策 |
| ブログを書いているのに、そもそも集客できない原因を知りたい | 関連記事集客できない原因の見直し |
どこから読んでも構いませんが、SEOを始めたばかりなら、まず無料ツールの節から順に読むのがおすすめです。無料ツールで現状がわかると、自分に有料ツールやAIツールがいつ必要になるかの感覚がつかめます。
まず無料で始められるSEOツール
無料のGoogle系ツールとラッコキーワードの4つで、調査と現状把握はほぼ賄えます。ただし「無料」にはそれぞれ条件があり、そこを知らずに使い始めると途中でつまずきます。各ツールの役割と、使うための条件を正直に押さえておきましょう。どれもGoogleアカウントかメールアドレスがあれば始められ、特別な初期費用はいりません。
Google Search Console
Search ConsoleはGoogle公式の無料サービスで、検索結果での自分のサイトの掲載順位を監視・管理・改善するのに役立ちます。公式ヘルプは「Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。」と説明しています。具体的には、どんな検索キーワードで表示されクリックされているかといった検索トラフィックを確認でき、インデックス登録の問題を直して再登録を依頼することもできます。利用の条件は有効なGoogleアカウントがあることだけなので、自分のサイトを持っている人が最初に接続すべき土台のツールです。
使い始めたら、まず「検索結果のパフォーマンス」を開いてみてください。表示回数は多いのにクリックされていないキーワードが見つかれば、そのページのタイトルや説明文が検索結果で魅力的に見えていないサインで、文言を直す手がかりになります。逆に、少し手を入れれば上位に届きそうな「あと一歩のキーワード」を見つけて、その記事を優先的にリライトする、という使い方もできます。公開した記事が検索結果に出ているかどうかも、ここで確かめられます。さらに、特定のページだけに絞り込んで見れば、その記事がどんな検索キーワードで見つかっているかをまとめて確認でき、自分が想定していなかった言葉で読まれていることに気づく場合もあります。そうした言葉を見出しや本文に足していくと、すでにあるページが拾える検索の幅を広げられます。期間を指定して表示回数やクリックの推移を見れば、リライトした記事が公開後に伸びたのか、動いていないのかも振り返れます。無料ツールのなかでも、公開後の反応を測る物差しとして最初に接続しておきたい一本です。
Googleキーワードプランナー
キーワードプランナーはGoogle広告の機能で、新しいキーワード候補を見つけ、月間検索ボリュームの見積もりを確認できます。記事のテーマを決めるとき、「この言葉はどれくらい検索されているのか」を数字の目安で押さえられるのが強みです。たとえば「ヨガ教室 初心者」と「ヨガ 体験」のどちらを先に記事化するか迷ったとき、それぞれの月間検索ボリュームの見積もりを並べて、見込み読者の多いほうから着手する、といった優先順位づけに使えます。もう一つの使いどころが、新しいキーワードを見つける機能です。一つの言葉を入れると、そこから連想される関連キーワードの候補がまとめて出てくるので、自分では思いつかなかった切り口に出会えます。たとえば「整体」から「骨盤矯正」「産後」「猫背」といった候補が広がれば、まだ書いていないテーマの在庫がひと目で見えてきます。注意したいのは無料の条件で、公式ヘルプは「『新しいキーワードの候補を取得する』などの基本機能を利用するには、お支払い情報を入力して、アカウント設定を完了する必要があります。」と明記しています。つまりGoogle広告アカウントの作成と支払い情報の入力まで済ませる必要があり、ここで手が止まる人は少なくありません。また、健康や金融などデリケートなカテゴリの語や、検索ボリュームが非常に少ない語は候補や予測の対象外になります。入口の手続きと対象外の分野がある点は知っておきましょう。数値はあくまで見積もりなので、言葉どうしの規模感を比べる目安として読むのがコツです。
Googleトレンド
Googleトレンド(外部サイト・新しいタブで開きます)は、あるキーワードやトピックに今どれくらい関心が集まっているか、その動向を把握する無料ツールです。季節性のある言葉や、伸びているテーマ・落ちているテーマを見分けるのに向いています。2つのキーワードを並べて、どちらの関心が上向きかを比べることもできるので、記事化するテーマの「旬」を見極めたいときに役立ちます。関心の強さを地域ごとに見られるのも特徴で、公式は世界全体から都市レベルまでのさまざまな規模で関心の動向を把握できると説明しています。商圏が限られる店舗なら、自分の地域で関心が高いテーマを優先する、という読み方もできます。たとえば治療院なら「肩こり」と「ぎっくり腰」の関心が季節でどう動くかを見て、需要が高まる時期の前に記事を仕込む、といった使い方ができます。数字の読み方には注意が要ります。公式ヘルプは検索データを「0~100 の範囲で調整されます」と説明しており、これは絶対的な検索数ではなく相対的な人気を示す指標です。検索ボリュームの小さいキーワードは「0」と表示されることもあり、公式も「数あるデータポイントの 1 つと見なされるべきものです。」としています。トレンドの数字だけで結論を出さず、キーワードプランナーの検索ボリュームと合わせて判断するのが安全です。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、Googleのサジェスト(検索候補)や関連キーワード、読者が抱きやすい質問、見出し抽出、共起語などをまとめて取得できる国産ツールです。記事を書く前に「読者が実際に続けて入力している言葉」を一覧で集めたいときに重宝します。たとえば「確定申告」と入力すると、「確定申告 やり方」「確定申告 いつまで」「確定申告 必要書類」といった実際に検索されている組み合わせが一覧で出てくるので、記事の見出し構成の下敷きにそのまま使えます。質問の形で集まる候補は、そのまま読者の疑問リストになり、記事やFAQの材料になります。さらに見出し抽出を使えば、同じ言葉で上位に出ている記事がどんな見出しで構成されているかを一覧で確認でき、自分の記事に足りない切り口に気づけます。共起語(そのテーマで一緒に使われやすい言葉)も拾えるので、書いているうちに触れ忘れた関連トピックを補う手がかりになります。国産ツールなので日本語のサジェストをそのまま日本語で扱える点も、英語のUIに不慣れな人には触りやすいところです。無料で使えますが、無料プランで使えるのは週50クレジットまでで、毎週月曜0時に戻ります。メールアドレスだけで登録できるラッコIDに登録すると、無料で使える範囲が広がります。月間検索数の取得は有料プランの機能です(料金ページ(外部サイト・新しいタブで開きます))。有料プランは税込で、エントリーが年払い7,920円(月660円相当)・月払い1,320円、スタンダードが年払い29,700円・月払い4,950円です。
この4つをそろえれば、「どの言葉で書くか(キーワードプランナー・ラッコ)」「その言葉に関心はあるか(トレンド)」「公開後にどう表示されているか(Search Console)」という調査の一巡が、追加の費用なしで回せます。キーワード選びのツールをもっと細かく比べたい人は、キーワード自動生成ツールの比較もあわせて読んでみてください。
この4つ以外にも、名前をよく見かけるツールがあります。Bing Webmaster Tools(外部サイト・新しいタブで開きます)は、Bing検索での表示状況を確かめるためのツールで、Google Search Consoleに登録済みのサイトを取り込むと、所有の確認が自動で済みます(Bing公式ブログ(外部サイト・新しいタブで開きます))。Ubersuggest(外部サイト・新しいタブで開きます)はキーワード調査と競合調査のツールで、月額プランには1回限りの7日間無料トライアルがあり、一度の支払いで使い続けられる買い切りプランも用意されています。
本格運用で使う有料の総合型ツール
被リンク・競合・監査をまとめて深掘りするなら、海外・国産の総合型ツール(調査・競合・監査を1つにまとめたもの。オールインワン型とも呼ばれます)が有力な候補です。無料ツールで現状把握を続けるうちに、「競合がなぜ上位なのか」「どこから被リンクを得ているのか」まで踏み込みたくなったときが、これらを検討する目安です。ここでは機能と強み、どんな運用フェーズで効くかに加えて、公式ページに出ている料金(2026年10月時点)も添えて整理します。
Ahrefs
Ahrefsは、被リンク・競合・キーワード・順位・サイト監査を一つの画面でまとめて扱える、海外発の総合型SEOツールです。サイトエクスプローラーで競合サイトを調査し、キーワードエクスプローラーで読者がその言葉で何を知りたいかを把握し、ランクトラッカーで順位を監視し、サイト監査でサイトの不具合を洗い出せます。最大の強みは自社の巨大なデータベースで、公式ページは追跡中のキーワードを「41.9B」、インデックス済みのページを「170T」と示しています。この規模のデータがあるからこそ、競合の被リンクやキーワードを深く追えます。サイトエクスプローラーを使えば、上位の競合が同じ言葉でどんなページを当てているかを、自分のページと突き合わせられます。小規模な運用でも、いきなり全機能を使おうとせず、まず競合を1〜2サイトに絞って被リンクの出どころと主要キーワードを調べるだけで、次に書くべき記事の見当がつきます。サイト監査で自分のサイトの技術的な不具合をまとめて洗い出せるのも、土台を整えたい時期に効きます。料金は月払いでStarter 4,460円、Lite 19,900円、Standard 38,400円などで、年払いにすると最大17%安くなります(Ahrefs料金(外部サイト・新しいタブで開きます))。無料の入口はAhrefsウェブマスターツール(外部サイト・新しいタブで開きます)で、所有を確認した自分のサイトに限ってサイト監査や被リンクの確認ができます。競合サイトの分析は有料プランの範囲です。ほかにAI可視性チェッカーなどの無料ツールも用意されています。
Semrush
Semrushは、キーワード調査から競合分析、被リンク分析、テクニカル監査、記事作成、さらにAI検索での可視性チェックまでを一つに束ねた海外の総合型です。ChatGPTやPerplexity、Gemini、Claude、GoogleのAI Overviewsの回答に自社が出ているかを確かめる機能まで含むのが、近年ならではの特徴です(Semrush機能一覧(外部サイト・新しいタブで開きます))。料金は月払いでSEOプランが月139ドルからで、年払いにすると割安になります。無料で試す方法は2つあり、有料プランの7日間無料トライアルと、クレジットカード不要の無料プラン(デモ用プロジェクト1つ・主要ツールで1日10レポートまで)です(Semrush料金(外部サイト・新しいタブで開きます))。7日という区切りがあるので、試すなら調べたいことを先にリスト化して集中的に触るのが賢いやり方です。競合分析では、どの競合がどの言葉でトラフィックを得ているかを具体的にたどれますし、記事の指示書(狙うキーワードや見出しの方針をまとめたもの)から記事そのものを生成するコンテンツ作成機能まで備えます。被リンク分析で自分のサイトに向いたリンクを棚卸しできるので、調査から記事化、そのあとのリンク点検までを一つの画面で進めたい段階に向きます。テクニカル監査でサイトをクロールして技術的な問題を洗い出す機能も、記事が増えてページ数が多くなったサイトで役立ちます。無料のチェッカー群も別に提供されています。
Keywordmap・ミエルカ
Keywordmap(外部サイト・新しいタブで開きます)やミエルカSEO(外部サイト・新しいタブで開きます)は、日本語市場に強い国産の競合・キーワード分析ツールです。Keywordmapは日本語の検索データで自社・競合を調査サイト数の制限なく分析でき、7日間の無料トライアルは期間中・終了後とも費用がかからないと明記しています。ミエルカSEOは検索意図の自動グルーピングとコンサルタントの伴走支援が特徴で、料金は企業規模に応じた個別価格、無料トライアルの申込には会社名や企業ドメインのメールアドレスが必要です。どちらも料金は資料請求・資料ダウンロードで案内される法人向けの色が濃い製品です。機能の方向性は競合とキーワードの分析が中心で、海外の総合型と重なる役割を日本語環境で担うものと考えてください。英語のUIに不安がある人や、日本語でのサポートを重視する人にとっては、海外ツールの前に検討する価値のある候補です。
これらは多機能ですが、一人〜数名の運用に必須というわけではありません。無料ツールで記事を出し、順位がついてきて「もう一段伸ばしたい」「競合の内側を見たい」と感じた段階で、Ahrefsの無料入口やSemrushの7日間トライアルを試し、自分の運用に効くかを確かめてから本契約を考えるのが、費用を無駄にしない進め方です。
有料の総合型に切り替える目安は、記事の本数がある程度たまり、無料のSearch Consoleだけでは「なぜこの競合に勝てないのか」が見えなくなってきたときです。被リンクを本格的に増やしたい、競合がどのキーワードで稼いでいるかを一覧で押さえたい、サイト全体の技術的な問題をまとめて点検したい。こうした課題がはっきりしてから導入すると、月額の費用に見合う使い方ができます。逆に、記事がまだ数本で、調べることよりも書くことのほうが足りていない段階では、多機能ツールを入れても画面を眺めるだけで終わりがちです。トライアルを使うときは、調べたい競合サイトや確認したい自サイトの課題を先に紙に書き出し、期間内にそれを片づけるつもりで集中して触ると、本当に自分に必要かを見極めやすくなります。
記事づくりまで回すAI・コンテンツ系ツール
調査の先、記事の作成やリライトまで回したいなら、TranscopeやSAKUBUN、つむぎが選択肢になります。キーワードを調べても、最後に中身のある記事を公開しなければ順位は動きません。ここを人手だけでやると続かないため、AI・コンテンツ系のツールが近年増えています。
TranscopeやSAKUBUNは、キーワードや構成をもとにAIで記事の下書きを生成するAIライティング系のツールです。調査で見つけたキーワードを渡すと、見出し構成から本文までを下書きしてくれるので、ゼロから書く負担を減らせます。用語の説明や一般的な手順の整理のように、だれが書いても内容が大きく変わらない部分は、AIの下書きが速さを発揮します。一方で、自分の施術やサービスで実際に起きたこと、顧客とのやりとりから得た気づきといった、その事業にしかない具体は、人が自分の言葉で書いたほうが読者にも検索にも伝わります。それぞれ得意分野や使い勝手が違うので、記事生成ツールどうしを細かく比べたい人は記事作成AIツールの比較を読むと、自分に合う一本が絞りやすくなります。なお、TranscopeやSAKUBUNとは別のタイプの道具としてEmmaTools(外部サイト・新しいタブで開きます)があります。こちらは書いている記事の出来をスコアで見える化しながら、AIで下書きや書き足しを助けるツールで、個人向けはEmmaWritingが月2,728円、EmmaWriting+が月7,678円(いずれも税込)、無料トライアルですべての機能を試せます。
この手のツールを使うときに気をつけたいのは、AIが生成した文章をそのまま公開しないことです。事実の裏づけがないまま断定していないか、自分の事業の実態に合っているか、使ってほしくない表現が混ざっていないかを、人が読んで確かめる工程を必ず挟みます。医療・法律・お金のように慎重に扱うテーマなら、なおさら公開前の確認が欠かせません。AIは下書きの速さが魅力ですが、最後の責任は書き手に残ります。この前提を外さないことが、AIライティングを安全に使う分かれ目です。
近年は、検索結果の上にAIが答えを要約して表示するAI検索のようなしくみや、ChatGPT・Perplexityといった生成AIに直接たずねる使い方が広がってきました。小規模事業者がここで身構えすぎる必要はありませんが、記事を書くときに「読者の疑問に正面から、わかりやすく答える」という基本は、検索でもAIの回答でも引用されやすくなる方向に効きます。とくに、ラッコキーワードで集めたような読者の質問に、記事のなかで一問ずつはっきり答えておくと、AIが回答を組み立てるときにも拾われやすくなります。SemrushのようにAIの回答に自社が出ているかを測れるツールや、つむぎのようにAI検索を意識して下書きを作るツールを使えば、この流れに無理なく備えられます。
このカテゴリで気になるのが「AIに任せたら勝手に変な記事が公開されないか」という不安でしょう。つむぎは、その不安に設計で答えているツールです。教えるのは、自分のビジネスの内容と集めたい顧客だけ。すると狙うキーワードの一覧を自動で作り、検索データ(順位・表示回数・クリック率)を取り込むたびに、キーワードごとの優先度を計算し直して育てます。作ったばかりでアクセスがまだ少ないサイトでも、手動でキーワードを足すところから始められ、検索データが貯まるほど提案は賢くなります。そのうえでSEOとAI検索を意識した記事の下書きを作りますが、あくまで下書きです。公式の説明どおり「プレビューで読んで、納得したものだけ承認。つむぎは、勝手に公開しません。」という流れで、公開されるのは人が読んで承認した記事だけです。品質チェックに通らない記事や、使ってほしくない言葉が混ざった記事は、そもそも承認できない仕組みになっています。
つむぎは記事の量産ツールではありません。キーワードごとに「新規で書く/リライトする/タイトルだけ直す/内部リンクを足す/今は様子を見る」まで区別して提案し、すべての提案に理由が付きます。できあがった記事は記事ファイル(テキスト)・WordPress・noteの形で書き出せますが、「直接投稿や自動公開はしません」。Googleとの接続も読み取り専用で、公式は「読み取るためだけの接続で、つむぎがサイトを書き換えることはありません。」と説明しています。勝手に公開されたり、サイトを書き換えられたりしない安心感が、AIツールへの不安に対する答えになっています。
なお、つむぎを運営する衣株式会社の笠原元輝は、コンテンツチームを統括して数千記事のSEOコンテンツ制作に携わり、koromo・Terasu・シタミ・つむぎという自社4サイトのSEO記事を、つむぎ自身を使って運用してきた実務家です。ツールの設計には、実際に記事を出し続けてきた現場の判断が反映されています。
小規模事業者がSEOツールを選ぶときの基準
ツールは個別の製品ではなく「種類」で選ぶのが近道で、目的・強み・向く人・費用の考え方で比べれば、自分に要るカテゴリが絞れます。製品を一つずつ比べ始めると数が多すぎて決められません。まずは種類単位で当たりをつけ、そのなかから一つを選ぶ順番が、少人数の運用では現実的です。
| ツールの種類 | 主な役割 | 向いている人 | 費用の考え方 |
|---|---|---|---|
| Google系の無料ツール | 現状把握・キーワード調査・順位監視 | これから始める人、まず費用をかけたくない人 | 無料で始められる(利用には条件あり) |
| 国産キーワード・競合ツール | 日本語のサジェスト・関連語・競合分析 | 日本語の調査を手早く深めたい人 | 定額制が中心(ラッコキーワードは月払い・年払い/無料枠あり) |
| 海外の総合型 | 被リンク・競合・監査・AI可視性まで一括 | 本格的に順位を伸ばす段階の人 | 定額制(期間限定の無料トライアルや無料ツールあり) |
| AI・記事作成ツール | 記事の下書き・リライトまで作成 | 調査から記事づくりまで一本で回したい人 | ツールにより定額制や従量制がある |
種類ごとの代表的なツールを、料金と「無料で使える条件」で並べると次のとおりです。いずれも2026年10月時点で各社の公式ページに出ている内容で、料金は改定されることがあるため、申し込む前に公式ページで最新の内容を確かめてください。
| ツール | 種類 | 料金(公式の表示) | 無料で使える条件 |
|---|---|---|---|
| Google Search Console(外部サイト・新しいタブで開きます) | 順位・インデックス監視 | 無料 | 有効なGoogleアカウントと自分のサイトの登録が必要 |
| Googleキーワードプランナー(外部サイト・新しいタブで開きます) | キーワード調査 | 無料(Google広告の機能) | 支払い情報の入力とアカウント設定の完了が必要 |
| Googleトレンド(外部サイト・新しいタブで開きます) | キーワード調査 | 無料 | 条件なし(数値は0〜100の相対値) |
| ラッコキーワード(外部サイト・新しいタブで開きます) | キーワード調査 | 税込。エントリー年払い7,920円(月660円相当)・月払い1,320円から | 無料プランは週50クレジット(毎週月曜0時に戻る)。月間検索数は有料プラン |
| GRC(外部サイト・新しいタブで開きます) | 順位チェック(Windows用) | 税込でベーシック月495円(年4,950円)から | 無料版は登録できる項目数に制限あり |
| Screaming Frog SEO Spider(外部サイト・新しいタブで開きます) | テクニカル監査 | 年245ユーロ(公式の表示額) | 無料版は500URLまでクロール |
| Ahrefs(外部サイト・新しいタブで開きます) | 被リンク・競合分析(総合型) | 月払いでStarter 4,460円、Lite 19,900円など | 無料版は所有を確認した自分のサイトだけが対象 |
| Semrush(外部サイト・新しいタブで開きます) | 被リンク・競合分析(総合型) | 月払いでSEOプラン139ドルから | カード不要の無料プラン(1日10レポートまで)/有料は7日間トライアル |
| Transcope(外部サイト・新しいタブで開きます) | 記事作成 | 税込でBasic月11,000円(5万字)、Pro月38,500円(25万字)など | Freeは4,000字分・1週間 |
| つむぎ | 記事作成(キーワード管理から下書きまで) | 税込でLite月4,980円、Starter月9,800円、Pro月29,800円 | 登録時の8クレジットで新規記事2本相当。カード登録なしで課金されない |
月額で比べると、Googleの無料ツールとラッコキーワードだけなら年間1万円以内に収まり、AhrefsのLiteやSemrushのSEOプランのように競合分析を本格的に使うプランは月2万円前後からになります(AhrefsにはStarter 月4,460円という入口もあります)。調査を一人で回す段階なら前者、競合の内側まで毎月見たくなった段階で後者、という順番で考えると予算を組みやすくなります。
この表を踏まえて、選ぶときに見る基準を5つに整理します。
まず目的です。自分が詰まっているのは調査なのか、順位の把握なのか、記事づくりなのか。詰まっている工程のカテゴリから選ぶと、無駄な機能にお金を払わずに済みます。
次に予算と運用工数です。多機能なツールは強力ですが、使いこなすには画面を触る時間が要ります。一人で回すなら「機能の多さ」より「自分が毎週さわり続けられるか」を優先してください。無料ツールだけなら費用はかかりませんが、その代わりに調べて書く時間は自分の手から出ます。有料ツールは費用がかかるぶん、競合調査やサイト監査のような手間のかかる作業を一気に片づけてくれます。お金で時間を買うか、時間をかけて費用を抑えるか。このバランスを、本業にかけられる時間から逆算して決めるのがおすすめです。
日本語対応も見ておきましょう。海外の総合型は機能が豊富でも、UIや分析が英語中心のことがあります。日本語の検索を主に扱うなら、国産ツールや日本語UIのあるツールのほうが迷いにくい場面があります。たとえばラッコキーワードは日本語のサジェストをそのまま扱える国産ツールですし、Ahrefsには日本語のUIが用意されています。扱う検索が日本語中心なら、こうした日本語で完結できるツールから触り始めると、学習の負担が軽くなります。
AI検索対応は、今から気にしておくと将来に効きます。SemrushのようにAI検索や生成AIの回答での表示を確認できるツールや、つむぎのようにAI検索を意識して記事を作るツールが出てきています。過度に身構える必要はありませんが、記事づくりの段階で意識しておくと後が楽です。
最後に記事づくりまで必要かです。調査と監査だけ自分でやりたいなら無料ツールや総合型で足ります。調査から記事の下書き・リライトまで一本で回したいなら、AI・コンテンツ系が候補になります。サイトそのものの自動生成まで検討している人は、サイト自動生成ツールの選び方も参考にしてください。
小規模事業者がやりがちなのは、「有名で多機能だから」という理由で高機能ツールを先に契約してしまうことです。機能の8割を使わないまま月額だけ払い続けるのは、もっともよくある無駄です。逆に、無料ツールだけで粘りすぎて、記事を書く時間が取れずに更新が止まってしまうのも、少人数運用のつまずきどころです。大切なのは、いまの自分の運用フェーズに一段だけ合ったツールを選ぶこと。調査が回り始めたら記事づくりに、記事がたまって順位が見えてきたら競合分析に、というように、必要になった工程のツールを一つずつ足していくのが、費用と工数のバランスを崩さないコツです。
無料ツールから始める運用の進め方(一例)
一人で営む治療院が無料ツールだけで記事を回す進め方を、具体的な一例としてたどってみます。ここで使うのは、これまで紹介した無料ツールと、下書きを助けるAI系ツールだけです。お金をかけずに、調べる・書く・直すの輪をどう回していくかを、実際の作業の順でイメージしてみてください。
最初にすることは、自分のサイトをSearch Consoleに接続して現状を知ることです。表示回数・クリック・順位のデータを開くと、「どんな言葉で表示されているのに、まだクリックされていないか」が見えてきます。治療院なら「肩こり 整体」で表示はされているのにクリックが伸びない、といった実態がここで初めて数字になります。現状の手応えがつかめたら、次は書くべき言葉を集める番です。キーワードプランナーで「肩こり」「腰痛」まわりの月間検索ボリュームの見積もりを並べて需要の大きさを押さえ、ラッコキーワードで「肩こり 原因」「肩こり ストレッチ」「肩こり 整体 効果」といった実際に続けて入力されている言葉を一覧で集めます。ラッコが質問の形で返してくる候補は、そのまま記事の見出しの下敷きにできます。ここで集めた言葉をすべて記事にできるわけではないので、検索ボリュームの見積もりが一定以上あり、かつ自分の治療院で自信を持って答えられるテーマから順に、書く順番を決めていきます。
書く言葉が決まったら、Googleトレンドで季節性を確かめます。「ぎっくり腰」の関心が年末に上向くといった動きが見えれば、需要が高まる前に記事を仕込んでおく、という段取りが組めます。あとは記事を書くだけですが、ゼロから書くのが重いときは、AIライティング系のツールやつむぎで下書きを作り、自分の施術方針や体験に合うよう人が手を入れてから公開します。このとき、同じサイト内の関連する記事どうしをリンクでつないでおくと(つなぎ方は内部リンクとはで解説しています)、読者が次に読む記事へ迷わず進め、検索エンジンにも記事のつながりが伝わりやすくなります。「肩こりの原因」の記事から「肩こりのストレッチ」の記事へ、というように読者の知りたい順でつなぐのがコツです。公開したら終わりではありません。しばらく経ってからSearch Consoleをもう一度開き、「あと一歩で上位に届きそうな言葉」を探して、その記事を優先的にリライトします。10位前後で止まっている記事をひとつ押し上げるほうが、新しい記事を一から書くより早く成果につながることが多いからです。リライトでは、その言葉で上位に出ている記事と自分の記事を見比べて、足りない見出しや、読者が知りたいのにまだ書けていない情報を補います。何を直したかを覚えておき、数週間後にまたSearch Consoleで順位や表示回数の変化を見れば、手を入れた効果が出ているかどうかを振り返れます。直す記事の選び方や効果の確かめ方は、SEOリライトのやり方にまとめています。
ここまでを数か月続けても順位が伸び悩むなら、そのときが有料ツールの出番です。Ahrefsの無料入口やSemrushの7日間トライアルで、上位の競合がどの言葉で集客し、どこから被リンクを得ているかという内側をのぞいてみます。無料ツールで回せるところまで回し切ってから有料を試すと、何を確かめたいかがはっきりしているぶん、短い期間でも判断がつきやすくなります。無料ツールで土台を作ってから有料に進む。この順番なら、治療院のように一人で営む事業でも、費用の負担を抑えながら、調べる・書く・直すの輪を着実に前へ進められます。
導入前に確認したい注意点
契約や本格導入の前に、無料の条件・データの持ち出し可否・勝手に公開されないか・Google接続の権限範囲を確認しておきましょう。ここで挙げる注意点は、このガイドで紹介した各ツールの具体的な仕様に紐づくものです。ツール選びでの後悔は、機能そのものより「思っていた使い方と違った」という前提のズレから起きます。次の点を先に押さえておけば、無料のつもりが手続きで止まったり、AIが書いた記事が確認を経ずに出てしまったり、といった事態を避けられます。
- ツールを入れても、記事を書くかどうかや、どこを直すかの最終判断は人が担います。ツールは候補と理由を出すところまでで、公開の責任はこちら側に残る点を前提にしてください。
- 無料には条件が付きます。キーワードプランナーは支払い情報の入力まで求められ、ラッコキーワードの無料利用には使用回数の制限(ラッコID登録で緩和・0時リセット)があります。「無料」と「無条件」は別物だと考えておきましょう。
- データは参考指標として読む必要があります。とくにGoogleトレンドは0〜100の相対的な指標で、絶対的な検索数ではありません。1つの数字だけで方針を決めず、複数のツールの結果を重ねて見るのが安全です。
- 多機能ツールは使いこなす時間が要ります。Ahrefsのような総合型は機能が広い分、全部を使おうとすると工数が膨らみます。自分の運用で本当に使う機能に絞って選びましょう。
- AI・記事作成ツールは「勝手に公開しないか」を確認しておくと安心です。つむぎのように承認した記事だけを書き出し、Google接続が読み取り専用の設計なら、意図しない公開やサイトの書き換えを避けられます。
導入前に押さえたいチェックリスト
ツールを一つに絞る前に、次の項目が確認できているかを見直してください。すべてにうなずけたら、安心して候補を選べます。
- 解決したい工程を一つに絞れている(調査・順位把握・記事づくりのどれか)
- まず無料ツールで現状を把握し、有料が本当に要るか見極めた
- 検討中のツールの「無料の条件」(支払い情報・使用回数制限・トライアル期間)を把握している
- 日本語の検索を主に扱うか、海外の機能の広さを取るかの優先順位を決めた
- 自分が毎週さわり続けられる操作量か、工数の目安を見積もった
- 記事づくりまで任せたいかどうかを、はっきりさせた
- AI系を使うなら、承認してから公開される設計か、Google接続の権限範囲を確かめた
- 書き出した記事やデータを、解約後も自分で持ち出せるかを確認した
つむぎで無料で始める
調査から記事の作成・リライトまで一本で回し、承認した記事だけを公開したい小規模事業者なら、つむぎを無料で始められます。無料ツールで現状を把握し、記事づくりまでまとめて回したいと感じた人にとって、入口にしやすいツールです。
つむぎの料金は4プラン制で、表示はいずれも税込です(2026年10月時点)。
- Free:¥0。登録時に8クレジットが付き、月次の付与はありません。クレジットカードを登録しない限り課金されません。
- Lite:月額4,980円(16クレジット)
- Starter:月額9,800円(40クレジット)
- Pro:月額29,800円(160クレジット)
クレジットの消費は使った分だけで、目安は記事の下書き1本あたり約4クレジット、リライトは約3クレジットです。初回に付く8クレジットで、新規記事を2本相当まで試せます。処理が失敗・キャンセルになったときは確保したクレジットが戻り、足りなくなれば10・50・100クレジット単位で追加購入もできます。
向いているのは、いまブログを自分で書いているのに検索から集客できていない人や、キーワードの管理から記事づくりまでを一つのツールで回したい小規模事業者です。士業・教室・治療院・コーチ・小売など、本業の片手間にSEOをやっている人ほど、調査と記事づくりが一本につながる利点が効きます。
まだ早いのは、すでにAhrefsやSemrushのような有料ツールを使いこなし、分析だけ自分で回せている人や、そもそもこれから記事を書く予定がまだない人です。分析の体制ができているなら、記事づくりを急いで一本化するより、いまのやり方を続けたほうが無駄がありません。記事を書く予定がまだないなら、先にどんな読者にどんな記事を届けたいかを決めるのが先決です。その場合は、まず無料のGoogle系ツールで現状把握から始めるか、個人事業主のSEO対策で手順を押さえるところから進めるのが合っています。
始め方はシンプルです。サイトを登録してビジネスと集めたい顧客を伝え、Googleの検索データと読み取り専用で接続すると、狙うキーワードの一覧が育ちはじめます。提案された企画から記事の下書きを作り、あとは読んで判断するだけ。何にいくらクレジットを使ったか、どの記事を承認したかは、あとから履歴ですべてたどれます。書き出した記事の著作権とデータは自分のものなので、合わなければやめても、作った記事はそのまま使い続けられます。
向いていると感じたら、下のボタンから無料で始められます。カードの登録は不要で、初回のクレジットの範囲で記事づくりまで試せます。無料ツールで現状を把握しながら、記事づくりの一本化だけつむぎで試す、という組み合わせ方もできます。
よくある質問
- SEOツールは無料でどこまでできますか?
- Search Consoleで順位や検索トラフィックを把握し、キーワードプランナーとラッコキーワードで狙う言葉を調べ、Googleトレンドで関心の動向を見る、という調査の一巡は無料で回せます。ただし各ツールに利用の条件があるため、そこを押さえて使うのがコツです。
- SEOツールは何を基準に選べばいいですか?
- 個別製品より先に「種類」で選ぶのが近道です。詰まっている工程(調査・順位把握・記事づくり)を一つに絞り、予算と自分がさわり続けられる工数、日本語対応、記事づくりまで任せたいかを基準に、合うカテゴリを決めてから一本に絞ると迷いません。
- 有料の総合型は小規模事業者にも必要ですか?
- 必須ではありません。一人〜数名の運用なら、まず無料ツールで記事を出し、順位がついて「競合の内側まで見たい」と感じた段階で、AhrefsやSemrushの無料入口・トライアルを試してから本契約を考えれば十分です。運用フェーズ次第で判断しましょう。
- AI検索への対応は今から必要ですか?
- いますぐ身構える必要はありませんが、頭の片隅に置いておくと後々ラクになります。最近は、生成AIやAI検索の回答に自社が登場しているかを測れるツールや、AI検索を見据えて下書きを用意するツールも増えてきました。記事のなかで読者の疑問にていねいに答えておくほど、検索結果でもAIの回答でも取り上げられやすくなります。
- つむぎは無料でどこまで使えますか?
- 登録時に付く8クレジットの範囲で、記事の下書きを2本ほど試せます。クレジットカードを登録しなければ料金はかかりません。もっと書きたくなったら、月額定額のプランに切り替えたり、クレジットを追加購入したりできます。
- ツールを入れれば自動で順位は上がりますか?
- 上がりません。ツールは候補や改善点、理由を示すところまでで、どの記事を書き、どこを直し、公開するかの判断は人が担います。つむぎも承認した記事だけを書き出す設計で、勝手に公開はしません。ツールは判断を助ける道具と考えてください。
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