ホームページが検索に出てこない原因と対処|会社名でも出ないときの確認順
ホームページが検索に出てこないときの原因と対処を、会社名でも出ない・サービス名だと出ない・Googleマップには出るのにサイトは出ない、の3つの症状から切り分けます。最初の5分でできる確かめ方、制作会社に聞くこと、直したあとに待つ期間の目安まで、Googleの公式ヘルプを根拠にまとめました。

目次(23)
ホームページが検索に出てこないときは、まず「どんな言葉で検索したときに出ないのか」を分けると、原因の当たりがつきます。会社名や店名で検索しても出ないなら、Googleにまだ登録されていないか、登録を止める設定が残っている可能性が高いです。会社名なら出るのにサービス名で出ないなら、登録はされていて、順位が低いだけのことがほとんどです。Googleマップには出るのにホームページが出ないなら、地図とウェブの検索結果が別の仕組みで並んでいることが関係しています。この記事では、自分のお店や会社のホームページが見つからずに困っている方に向けて、症状ごとの確かめ方と直し方、制作会社に聞くこと、直したあとに待つ期間の目安を、Googleの公式ヘルプを根拠に順番に説明します。
ホームページが検索に出てこないときは、まず「どの検索で出ないか」を分ける
ホームページが検索に出てこない原因は、出ない検索の種類によって大きく3つに分かれます。どれに当てはまるかで、見る場所も直す人も変わります。
- 会社名・店名でも出てこない: Googleにまだ登録されていない状態を疑います。公開して日が浅い、検索に載せない設定が残っている、ドメインを変えた、などが主な理由です。
- 会社名なら出るが、サービス名では出ない: 登録はされているものの、「地域名+業種」のような言葉では順位が低く、見つけられない状態です。設定ではなく、狙う言葉とページの中身の問題です。
- Googleマップには出るが、サイトは出ない: 地図の枠はGoogleビジネスプロフィールの情報で並び、ウェブの検索結果はホームページの登録状況で決まります。片方に出ていても、もう片方に出るとは限りません。
この3つを分けずに対策を始めると、手間をかけたのに何も変わらない、ということが起きます。たとえば、Googleにまだ登録されていないホームページの文章をいくら書き直しても、検索結果には出てきません。逆に、すでに登録されていて順位が低いだけのサイトに、登録のし直しを何度依頼しても順位は上がりません。
Googleの説明でも、検索は「クロール(Googleがページを読みに来る)」「インデックス登録(読んだページをGoogleの索引に保存する)」「検索結果の表示」の3段階で動いています(Google 検索の仕組み(外部サイト・新しいタブで開きます))。症状1はこの手前の2段階で止まっている状態、症状2は3段階目の順位の問題、症状3はそもそも別の枠の話です。どこで止まっているかを先に決めるのが、遠回りに見えていちばん早い方法です。
状況別の読み分け早見表
今の状況に近い行から読むと、必要な部分にすぐたどり着けます。
| 当てはまる状況 | 次に読むセクション・アクション |
|---|---|
| まず、本当に出ていないのかを確かめたい | 「最初の5分でできる確認」で、検索のしかたを見直す |
| 会社名や店名で検索しても、まったく出ない | 「症状1」で、公開時期・設定・移転・同名の会社を順に確かめる |
| 制作会社に作ってもらったばかりで、公開後から出ない | 「症状1」の設定の項と、「制作会社・管理会社に確認したいこと」を読む |
| ドメインやアドレスを変えてから出なくなった | 「症状1」のドメイン変更の項を読む |
| 会社名なら出るのに、「地域名+業種」で出ない | 「症状2」で、順位の問題として直す |
| Googleマップには出るのに、ホームページが出ない | 「症状3」で、地図とウェブの違いを確かめる |
| 以前は出ていたのに、急に出なくなった | 「症状1」のドメイン変更・中古ドメインの項と、「Search Consoleで原因を確かめる順番」の手動による対策・セキュリティの問題を見る。ドメインの更新期限が切れていないかも確かめる |
| 直したけれど、まだ出ない | 「直したあと、どれくらい待てばよいか」で待つ期間の目安を確かめる |
2つ以上当てはまる場合は、表の上の行から確かめてください。症状1が残っている間は、症状2の対策をしても効果が出ないためです。
最初の5分でできる確認:Googleに登録されているかを見る
自分のホームページがGoogleに登録されているかは、検索窓に「site:」と自分のドメインを入れて検索すれば、5分ほどで確かめられます。何かを直す前に、まずここから始めてください。
自分の検索のしかたを見直す
最初に、検索のしかたそのものを疑います。GoogleのGoogle 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます)では、確かめる前にセーフサーチ(成人向けの内容を除く機能)をオフにして検索するよう案内しています。あわせて、次の点も見直すと安心です。
- 会社名・店名の表記を、ホームページに載せている表記と同じにする(全角と半角、株式会社の有無、カタカナと英字など)。
- 同じ名前の会社や店が多い場合は、「店名+地域名」「会社名+業種」でも検索してみる。
- ブラウザのシークレットモード(閲覧履歴を残さない画面)で検索してみる。普段の検索履歴の影響を受けにくくなります。
- 普段使っているブラウザだけでなく、別のブラウザやスマートフォンでも検索してみる。
検索結果は、検索する場所や端末、それまでの検索によって変わります。社員やご家族に「うちの会社名で検索して出る?」と聞いてもらうのも、手軽な確かめ方です。
site: 検索で、登録されているページを見る
次に、検索窓に site:example.com のように、「site:」の後ろに自分のドメインを続けて検索します(example.com の部分を自分のホームページのアドレスに置き換えます)。特定のページだけを調べたいときは、site: の後ろにそのページのアドレスを丸ごと入れます。
Googleのsite: 検索演算子の説明(外部サイト・新しいタブで開きます)によると、この検索ではそのドメインに含まれるページに絞って結果が表示されます。結果の読み方は次のとおりです。
| site: 検索の結果 | 考えられること | 次にすること |
|---|---|---|
| 1件も出てこない | Googleにまだ登録されていない可能性が高い | 「症状1」へ進み、公開時期と設定を確かめる |
| トップページだけ出る | トップページは登録されたが、ほかのページはまだ見つけられていない | 各ページへトップページからリンクでたどれるかを確かめる |
| 多くのページが出るのに、会社名で検索すると出ない | 登録はされているが、同じ名前のほかのサイトより下に並んでいる | 「症状1」の同じ名前の会社の項を読む |
| 多くのページが出るのに、サービス名で検索すると出ない | 登録はされていて、その言葉での順位が低い | 「症状2」へ進む |
ただし、site: 検索の結果は登録されているページをすべて表示するとは限らない、と同じ説明に書かれています。「1件も出ない」はかなり強いサインですが、「何件出たか」の数を細かく気にする必要はありません。正確に確かめたいときは、次に説明するSearch Console(Google公式の無料ツール)のURL検査を使います。
また、https://www.example.com と https://example.com のように、wwwの有無で結果が変わることもあります。自分のホームページのアドレスがどちらなのかは、ブラウザでトップページを開いたときのアドレス欄で確かめてください。
症状1 会社名・店名で検索しても出てこない
会社名や店名で検索しても出てこない場合、多くはGoogleにまだ登録されていないか、登録を止める設定が残っています。思い当たるものから順に確かめてください。
公開して日が浅い
公開から数日しかたっていないなら、まだGoogleが見つけていないだけの可能性が高いです。Googleのヘルプは、新しいサイトやページのクロールとインデックス登録には1日から数週間かかることがあり、ページを作ったり登録をリクエストしたりしたら、少なくとも1週間ほど待ってから問題があるかを判断するよう案内しています(Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます))。まず公開した日(登録を依頼した場合はその日)を確認し、1週間を過ぎたかどうかを、次の項に進むかの条件にしてください。
Googleは、インデックスに追加するサイトを自動で探しています(Google 検索結果にサイトを表示する方法(外部サイト・新しいタブで開きます))。多くの場合、ホームページは公開するだけで見つけてもらえます。ただ、ほかのサイトからまったくリンクされていない新しいサイトは、見つかるまでに時間がかかりがちです。同じページでは、表示されない主な理由として「ほかのサイトからリンクされていない」「新しく公開されたばかりで、まだクロールされていない」などを挙げています。
早く見つけてもらいたいときは、次のことから始めると無理がありません。
- 店舗のGoogleビジネスプロフィールのウェブサイト欄に、ホームページのアドレスを入れる。
- 加盟している商工会議所や業界団体、取引先のサイトに、ホームページへのリンクを載せてもらう。
- Search Consoleにホームページを登録し、トップページの登録をリクエストする。
最後のリクエストのやり方は、サーチコンソールの使い方の「URL検査で、記事がGoogleに登録されたか確かめる」で画面の順に説明しています。ほかのサイトにリンクを載せてもらう頼み方は、被リンクとはにまとめています。
「検索に載せない」設定が残っている
公開から1週間以上たっても会社名で出ないなら、ホームページに「検索に載せない」という指示が入っていないかを確かめます。Search Consoleの画面では、この指示は「noindex(ノーインデックス)」という英語の名前で表示されます。
Googleのインデックス登録をブロックする方法の説明(外部サイト・新しいタブで開きます)によると、Googleがこの指示を見つけると、ほかのサイトからリンクされているかどうかに関係なく、そのページを検索結果から外します。作っている途中のホームページを人に見られないように、制作の段階でこの指示を入れておくことはよくあります。注意したいのは、公開するときに外し忘れることです。公開から1週間を過ぎても会社名で出ないときは、最初にこの設定を確認するのが近道です。
よく使われるサービスでの確かめ方は次のとおりです。
- WordPress: 管理画面の「設定」→「表示設定」にある「検索エンジンでの表示」で、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないかを見ます。WordPressの公式ドキュメント(外部サイト・新しいタブで開きます)によると、ここにチェックを入れると、サイトに「検索に載せない」という指示が書き込まれます。
- ホームページ作成サービス(Wix、ペライチ、Jimdoなど): 多くのサービスに、サイト全体やページごとに検索エンジンに表示するかどうかを選ぶ設定があります。項目の名前や場所はサービスごとに違うため、使っているサービスのヘルプで「検索エンジン」「SEO設定」「公開設定」などの言葉を探して確かめてください。
- 制作会社が独自に作ったサイト: 自分では見られないことが多いので、後の「制作会社・管理会社に確認したいこと」を使って聞いてください。
設定を外したあとも、すぐに検索に出るわけではありません。Googleがページを読み直して、指示が外れたことに気づくまでは、検索結果は変わりません。Search ConsoleのURL検査から読み直しを依頼できますが、GoogleのURL の再クロールを Google にリクエストする(外部サイト・新しいタブで開きます)によると、クロールには数日から数週間かかることがあり、依頼しても検索結果にすぐ表示されるとは限りません。同じアドレスを何度依頼しても早くはならないので、依頼は1回で十分です。
制作中の「見せない仕組み」がそのまま残っている
「検索に載せない」指示のほかにも、制作中に使った仕組みが公開後に残っていると、Googleがページを読めません。Googleのヘルプでは、URL検査の結果が「登録されていない」だった場合に、次の3つでページがブロックされていないかを確認するよう案内しています(Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます))。どれも制作中には必要な仕組みなので、公開のときに残っていないかに注意してください。
- パスワードによる保護: 見るのにIDとパスワードが要るページは、Googleも読めません。制作中に関係者だけが見られるようにかけたパスワードが、公開後も残っていないか確かめます。
- robots.txt(ロボッツ・テキスト): Googleなどのプログラムに「このページは読みに来ないで」と伝えるためのファイルです。サイト全体を読ませない書き方が、公開後も残っていないか確かめます。
- 「検索に載せない」指示: 上で説明したとおりです。
この3つは、サイトを作った人でないと直せないことがほとんどです。自分で触る前に、制作会社やサイトを管理している人に「公開前に入れた、検索に出さないための設定は全部外れていますか」と聞くのが確実です。
ドメインやアドレスを変えたばかり
ドメインを新しくした、サイトを作り直してページのアドレスが変わった、httpからhttpsに切り替えた、という直後に検索に出なくなった場合は、移転の作業に原因があることがあります。
GoogleのURL の変更を伴うサイト移転(外部サイト・新しいタブで開きます)では、移転のときに次のことを勧めています。
- 古いアドレスから新しいアドレスへ、自動で転送する設定(301リダイレクト)を入れる。トップページにまとめて転送するのではなく、それぞれ対応するページへ転送する。
- 転送の設定は1年以上、できるだけ長く残しておく。
- ドメインそのものを変えたときは、Search Consoleの「アドレス変更ツール」で新しいドメインをGoogleに知らせる。
同じページによると、移転中は検索の順位が変わることがあり、新しいアドレスが古いアドレスの代わりに表示されるまでに、中規模のサイトでも数週間以上かかることがあります。移転から日が浅いなら、転送の設定が正しく入っているかを確かめたうえで、しばらく様子を見てください。
なお、古いドメインの契約を切ってしまうと転送もできなくなるため、移転してすぐに解約しないことも大切です。
httpからhttpsに切り替えた場合は、同じページがhttpとhttpsの両方のアドレスで登録されていないかも確かめます。Googleのヘルプも、移転の作業で順位が下がったときの確認として、301リダイレクトを使うことと、httpとhttpsの両方が登録されていないかを見ることを挙げています(Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます))。site: 検索の結果に、同じページがhttpとhttpsの2つのアドレスで並んでいたら、転送が入っていない可能性があります。その場合は、制作会社に転送の設定を確認してもらうのが確実です。
同じ名前の会社・店がたくさんある
site: 検索ではページがたくさん出るのに、会社名だけで検索すると出ないなら、同じ名前や似た名前のほかのサイトより下に並んでいる可能性があります。「さくら整体」「中央工務店」のように、よくある言葉の組み合わせの名前ほど起きやすい症状です。
この場合は、ホームページのタイトル(ブラウザのタブや検索結果に出る見出し)に、会社名だけでなく業種や地域を入れると、探している人に見分けてもらいやすくなります。Googleのタイトルリンクの説明(外部サイト・新しいタブで開きます)でも、トップページのタイトルはサイトについての補足の情報を入れるのに適した場所だとしています。ただし、全ページのタイトルに同じ長い説明を付けると重複して見えるので注意する、とも書かれています。まずはトップページのタイトルから確認してください。たとえば「さくら整体」だけのタイトルより、「さくら整体|〇〇市の肩こり・腰痛の整体院」のほうが、どこの何のお店かが一目で伝わります。
あわせて、Googleビジネスプロフィールや、地域の情報サイト、業界団体のページに載せている会社名・住所・電話番号の表記を、ホームページと同じにそろえておくと、お客様にも同じお店だと伝わりやすくなります。タイトルの付け方はSEOタイトルの付け方で、業種別の例文とあわせて解説しています。
中古のドメインや、引き継いだサイトを使っている
ほかの人が使っていたドメインを買った、前の担当者や別の会社からホームページを引き継いだ、という場合は、過去にGoogleから問題を指摘されていないかも確かめます。Googleのヘルプは、こうしたサイトについて、Search Consoleの「手動による対策」と「セキュリティの問題」の2つの画面で、これまでの記録を見るよう案内しています(Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます))。
「手動による対策」は、Googleのルールに反していると人の目で判断されたときに表示されるもので、順位が下がったり検索結果から外れたりする原因になります。「セキュリティの問題」は、サイトが乗っ取られた、悪い仕組みが埋め込まれた、などのときに表示されます。どちらも、何も表示されていなければ心配はいりません。「手動による対策」が表示されている場合は、指摘されたすべてのページを直したあと、同じ画面から審査をリクエストします。Googleの手動による対策レポートのヘルプ(外部サイト・新しいタブで開きます)によると、審査には数日から数週間かかることがあり、結果が出るまで同じ依頼を送り直さないよう案内されています。なお、サイトを最近買った場合は、そのことも依頼の中で伝えるよう同じヘルプに書かれているので、確認しておくと安心です。自分で直すのが難しい内容なので、制作会社やサイトを管理している人に相談してください。
例:店名で検索しても出ない整体院の場合
ここまでの確かめ方を、よくある場面に当てはめてみます。〇〇市の整体院が、制作会社に頼んだホームページを公開して3週間たっても、店名で検索すると出てこない、という場面です。
- まず、セーフサーチをオフにして、店名と「店名+〇〇市」で検索します。どちらでも出てこず、出てくるのはGoogleマップの枠と、予約サイトの店舗ページだけでした。
- 次に、site: 検索でドメインを調べます。1件も出てきません。公開から3週間たっているので、待ち時間だけが理由とは考えにくい状況です。
- そこで、制作会社に「公開前に入れた検索に載せない設定やパスワードは外れていますか」と聞きます。調べてもらうと、制作中に入れた「検索に載せない」設定が、全ページに残っていました。
- 設定を外してもらったあと、Search ConsoleのURL検査でトップページの登録を1回だけ依頼し、1週間ほどあけてからsite: 検索で様子を見ます。
この例では、地図の枠には出ていたため「Googleには出ている」と思い込み、気づくのが遅れました。地図とウェブの結果が別であることは、症状3で説明します。また、文章を書き直したり、新しいページを足したりする前に、設定を確かめたことで、無駄な作業をせずに済んでいます。
症状2 会社名なら出るのに、サービス名や地域名では出てこない
会社名で検索すると出るのに、「〇〇市 整体」「〇〇区 リフォーム」のようなサービス名や地域名では出ないなら、Googleへの登録はできています。原因は設定ではなく順位で、直す場所はホームページの中身と狙う言葉です。
会社名で検索する人は、すでにその会社を知っています。一方で「地域名+業種」で検索する人は、まだどこに頼むか決めていない人です。この言葉の検索結果には、同じ地域の同業者や、大手の比較サイト、予約サイトが並びます。その中で上に出るには、検索した人が知りたいことにホームページが答えている必要があります。登録されていることは、検索結果に出るための最低条件でしかありません。
まず、次の3つを確かめてください。
- その言葉に答えるページがあるか: 「〇〇市 肩こり」で探されたいのに、ホームページに肩こりの施術を説明したページがなければ、出る理由がありません。トップページの1行で触れているだけでは足りないことが多いです。
- ページに、探している人が知りたいことが書かれているか: 料金、対応している地域、施術や工事の流れ、実際の事例、予約や相談のしかたなど、比べる人が見たい情報がそろっているかを見ます。
- ページのタイトルと見出しに、その言葉が自然に入っているか: 「サービス」「メニュー」のような名前だけのページは、何のページかが検索する人に伝わりません。
Search Consoleの「検索パフォーマンス」を見ると、ホームページがどんな言葉で何回表示され、平均で何位あたりに出ているかが分かります。狙っている言葉が出てこない、または出ていても順位がかなり下なら、その言葉に答えるページを作るか、今のページを書き足すのが次の一手です。数字の読み方はサーチコンソールの使い方で、原因を「見つけてもらう・表示される・クリックされる」に分けて直す順番はブログで集客できない原因と直し方で解説しています。ブログ向けに書いた記事ですが、会社や店のホームページのページにもそのまま当てはまります。
どんな言葉で探されているか、その言葉で検索した人が何を知りたいのかを調べる方法は、検索意図とはにまとめています。また、検索だけに頼らず、地図やSNS、紹介など、ほかの入口とあわせてお客様を集める考え方は、ホームページ集客の方法で順番を整理しています。
なお、順位の問題は、設定の問題と違って「ここを直せばすぐ出る」ものではありません。順位はお金で買えるものではないため(理由は「直したあと、どれくらい待てばよいか」で説明します)、「すぐに1位にします」といった売り込みには注意し、契約の前に、何をどう直すのかを確認してください。ページの中身を少しずつ充実させるのが正攻法です。
症状3 Googleマップには出るのに、ホームページが出てこない
Googleマップやその上の地図の枠にお店が出ているのに、ホームページが検索に出ないことはよくあります。地図の枠とウェブの検索結果は、もとになる情報も並び方も違うため、片方に出ていても、もう片方に出るとは限りません。
地図の枠に出るのは、Googleビジネスプロフィールに登録したお店の情報です。Googleのローカル検索結果のランキングを改善するヒント(外部サイト・新しいタブで開きます)によると、近くのお店や場所を探したときに、Googleマップと検索結果にこのローカル検索結果が表示され、その並び方は主に関連性・距離・知名度で決まります。地図の枠で上に出る条件と、ウェブの検索結果に出る条件は別物だと確認しておくと、どちらを直すべきかを判断しやすくなります。
一方で、ウェブの検索結果に出るのは、Googleに登録されたホームページのページです。地図の枠にお店が出ていることは、ホームページのページが登録されている証拠にはなりません。地図に出ているからといって安心せず、ホームページについては「最初の5分でできる確認」のsite: 検索で、別に確かめる必要があります。
この症状のときに確かめたいのは、次の3つです。
- ビジネスプロフィールのウェブサイト欄にホームページのアドレスが入っているか: 入っていれば、地図の枠からホームページへ来てもらえます。アドレスが古いまま、または入っていないことは意外と多いです。
- ウェブサイト欄のアドレスが、今のホームページのアドレスと同じか: ドメインを変えたのにプロフィールが古いアドレスのまま、wwwの有無やhttpとhttpsが違う、といったずれがないかを見ます。
- ホームページ自体がGoogleに登録されているか: site: 検索で1件も出ないなら、症状1に戻って原因を確かめます。
地図の枠で上に出るための、プロフィールの情報の入れ方や口コミの集め方は、ローカルSEO対策のやり方で手順を解説しています。逆に、ホームページは出るのに地図に出ない場合も、同じ記事から始めてください。
地図の枠は「今すぐ近くで探している人」に強く、ホームページは料金や事例をじっくり比べたい人に読まれます。どちらかだけで足りるわけではなく、地図の枠でお店を知った人が、ホームページで中身を確かめてから予約や問い合わせをする、という流れが多いはずです。両方がきちんと出ている状態を目指してください。
Search Consoleで原因を確かめる順番
site: 検索で原因の当たりがついたら、Search Consoleで正確に確かめます。Search Consoleは、自分のホームページがGoogle検索でどう扱われているかを確かめられる、Googleの無料ツールです。登録のしかたと画面の操作はサーチコンソールの使い方で詳しく説明しているので、ここでは「ホームページが出ない」ときに見る順番だけを挙げます。
| 見る順番 | 開く画面 | 分かること |
|---|---|---|
| 1 | URL検査(トップページのアドレスを入れる) | トップページがGoogleに登録されているか。登録されていないなら、その理由 |
| 2 | ページのインデックス登録 | サイトのページのうち、登録されたページとされていないページの数と、その理由 |
| 3 | 手動による対策 | Googleのルールに反していると判断されていないか |
| 4 | セキュリティの問題 | サイトが乗っ取られるなどの問題が見つかっていないか |
1つめのURL検査で「登録されていない」と出た場合は、表示された理由を見ます。「noindex」という言葉を含む理由が出ていれば、症状1の「検索に載せない」設定の項に戻って直します。理由が特に見当たらない場合は、同じ画面から登録を依頼できます。
Googleのヘルプによると、URL検査で「登録されている」と出ているのに検索に出ない場合は、過去にページを検索結果から消す依頼(削除リクエスト)が出ていないかを確かめるとよいそうです(Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます))。前の担当者が出した依頼が残っていることもあるので、引き継いだサイトでは特に見ておいてください。
登録されていない理由ごとの意味と対処は、サーチコンソールの使い方の「登録されない主な理由」の表にまとめています。
制作会社・管理会社に確認したいこと
ホームページを制作会社に作ってもらった場合、検索に出ない原因の多くは、自分では見られない場所にあります。制作会社やサイトを管理している人に連絡するときは、次の表をそのまま使ってください。
| 聞くこと | なぜ聞くか | こう答えてもらえれば安心 |
|---|---|---|
| 公開前に入れた「検索に載せない」設定は外れていますか | 制作中に入れた設定の外し忘れが、会社名でも出ない原因になりやすいため | 公開時にすべて外した。どのページにも入っていない |
| 制作中のパスワードや、Googleに読ませない設定は残っていませんか | パスワードやrobots.txtが残っていると、Googleがページを読めないため | 公開と同時に解除した |
| Search Consoleに、このホームページは登録されていますか。登録されているなら、私のGoogleアカウントも追加してもらえますか | 自分でも登録状況や検索での数字を確かめられるようにするため | 登録済み。あなたのアカウントをユーザーとして追加した |
| ドメインやアドレスを変えた場合、古いアドレスからの転送は入っていますか | 転送がないと、古いアドレスから来た人やGoogleが、新しいページにたどり着けないため | ページごとに転送を入れ、1年以上残す |
| サイトを作り直したとき、どのアドレスを代表のページとしてGoogleに伝える設定(正規URLの指定)が、テスト用のアドレスを指したままになっていませんか | 代表のページの指定が本番と違うアドレスを指していると、Googleに本番のページを代表として扱ってもらえないおそれがあるため | 公開したアドレスを指している。URL検査で、Googleが選んだ代表のページも確かめた |
| ドメインの契約者は誰になっていますか。更新の期限はいつですか | 契約が切れるとホームページが表示されなくなり、検索からも消えるため | 契約者はあなたの会社。期限と更新方法も伝える |
| 前のサイトで、Googleから何か指摘を受けていませんか | 中古のドメインや引き継いだサイトでは、過去の問題が残ることがあるため | Search Consoleで確かめたが、指摘はない |
Search Consoleを見るために、制作会社のアカウントのパスワードを教えてもらう必要はありません。Search Consoleには、ほかの人を「ユーザー」として追加する仕組みがあります。追加のしかたはサーチコンソールの使い方の「外注先にも見せたいときは『ユーザー』を追加する」で説明しています。
ドメインの契約者が制作会社のままになっていると、制作会社との契約をやめたときにドメインを移せず、ホームページを作り直すことになる場合もあります。検索に出ない問題とは別に、一度確かめておくと安心です。
直したあと、どれくらい待てばよいか
設定を直しても、検索結果にはすぐには反映されません。Googleがページを読み直して、変わったことに気づくまで待つ必要があります。Googleの公式ヘルプに書かれている目安をまとめると、次のとおりです。
| 状況 | 待つ期間の目安 | 出典 |
|---|---|---|
| ホームページを新しく公開した | 1日から数週間。公開や登録の依頼から、少なくとも1週間は待ってから判断する | Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます) |
| 「検索に載せない」設定を外した | Googleが読み直すまで反映されない。読み直しを依頼しても、クロールには数日から数週間かかることがある | URL の再クロールを Google にリクエストする(外部サイト・新しいタブで開きます) |
| ドメインやアドレスを変えた | 新しいアドレスが表示されるまで、中規模のサイトでも数週間以上かかることがある | URL の変更を伴うサイト移転(外部サイト・新しいタブで開きます) |
待っている間に、同じページの登録を何度も依頼する必要はありません。直したことを1回伝えたら、1週間ほどあけてからsite: 検索やURL検査で様子を見る、くらいの間隔で十分です。
お金を払えば早く出る、ということもありません。Googleは、クロールの頻度や順位を上げるためにお金を受け取ることはないと明記しています(Google 検索の仕組み(外部サイト・新しいタブで開きます))。また、登録そのものも保証されたものではなく、Googleが読んだページがすべて登録されるとは限らない、とも書かれています。待っても登録されないページは、内容が薄い、ほかのページとほとんど同じ、といった理由も考えられます。その場合は、ページの中身を見直してください。
待つ間にできることもあります。トップページからすべてのページへリンクでたどれるようにしておくことです。Googleのヘルプでも、見つけてもらいやすくする方法として、サイト内のリンクでどのページにもたどり着けるようにすることを挙げています(Google 検索で自分のページが見つからない場合(外部サイト・新しいタブで開きます))。ページ同士のつなぎ方は、内部リンクとはで解説しています。
登録されたあとに、検索からお客様を集めるには
会社名で出るようになったら、次は「地域名+業種」のような、まだどこに頼むか決めていない人の検索で見つけてもらう段階です。ここから先は症状2と同じで、探している人の疑問に答えるページを増やし、少しずつ書き足していく作業が中心になります。
| 進め方 | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 自分でページを書き足す | 本業の合間に、月に数時間を確保できる人 | どの言葉を狙い、どのページを直すかを決める手間がかかる |
| 制作会社に更新を頼む | 予算があり、文章づくりも任せたい人 | お店や会社の事実(料金や対応地域など)は自分で確かめる必要がある |
| 記事づくりのツールを使う | 時間が限られ、内容の確認と公開の判断だけを自分でしたい人 | 下書きの事実確認と公開の判断は人が行う |
つむぎは、3つめの進め方のための道具です。ホームページの事業内容と集めたいお客様を登録すると、狙う言葉の候補を整理し、記事の下書きまでを作ります。Search Consoleと接続すると、実際に検索された言葉や順位をもとに、新しく書く記事と、直す記事を理由を添えて提案します。作った下書きを読んで公開するかを決めるのはあなたで、つむぎが勝手に公開することはありません。
ただし、つむぎはホームページの設定を直す道具ではありません。会社名でも出ない、という症状1の状態なら、まずこの記事の手順で原因を直すのが先です。登録されたあとに、何を書けばよいか、どれを直せばよいかを決める手間を減らしたくなったときに、選択肢として検討してください。
登録時に付与される初回8クレジットで、新しい記事の下書きを2本ほど試せます。クレジットカードの登録は不要です。自分のホームページでどんな言葉が提案されるかを確かめたい場合は、無料で始めるから試してください。
よくある質問
- ホームページを公開してから、何日くらいで検索に出ますか?
- Googleのヘルプでは、新しいサイトやページの登録には1日から数週間かかることがあるとしています。公開してから少なくとも1週間は待ち、それでも会社名で出ないときに、設定などの原因を確かめてください。
- Googleにお金を払えば、早く検索に出してもらえますか?
- いいえ。Googleは、ページを読みに来る頻度や順位を上げるためにお金を受け取ることはないと明記しています。登録や順位は、ホームページの設定と中身で決まります。
- 会社名で検索しても出ないのですが、何から確かめればよいですか?
- まず検索窓に「site:」と自分のドメインを入れて検索します。1件も出なければ、Googleにまだ登録されていません。公開してからの日数、検索に載せない設定、制作中のパスワード、ドメインの変更を順に確かめてください。
- Googleマップには出ているのに、ホームページが出ないのはなぜですか?
- 地図の枠はGoogleビジネスプロフィールの情報で表示され、ウェブの検索結果はホームページの登録状況で決まるためです。プロフィールのウェブサイト欄のアドレスと、ホームページ自体が登録されているかを別々に確かめてください。
- サイトマップを送らないと、検索に出ませんか?
- 必須ではありません。Googleのヘルプでは、ページ数がおよそ500以下でトップページからリンクをたどってすべてのページに行ける場合や、WixやSquarespaceなどのサービスを使っている場合は、自分でサイトマップを用意する必要はおそらくないとしています。
- 制作会社に、何を聞けばよいか分かりません。
- 「公開前に入れた検索に載せない設定やパスワードは外れているか」「Search Consoleに登録されているか、自分のアカウントも追加してもらえるか」の2つから聞いてください。ドメインを変えた場合は、古いアドレスからの転送も確認します。
チェックリスト
ホームページが検索に出てこないとき、上から順に確かめてください。
- セーフサーチをオフにし、ホームページと同じ表記の会社名・店名で検索した。
- 「店名+地域名」「会社名+業種」でも検索した。
- 検索窓に「site:」と自分のドメインを入れて、登録されているページがあるかを見た。
- 公開してから、少なくとも1週間はたっている。
- 「検索に載せない」設定が残っていないかを、サービスの設定画面か制作会社に確かめた。
- 制作中のパスワードや、Googleに読ませない設定が残っていないかを確かめた。
- ドメインやアドレスを変えた場合は、古いアドレスからの転送が入っている。
- Googleビジネスプロフィールのウェブサイト欄に、今のホームページのアドレスが入っている。
- Search ConsoleのURL検査で、トップページが登録されているかを確かめた。
- 中古のドメインや引き継いだサイトなら、「手動による対策」と「セキュリティの問題」を確かめた。
- 会社名で出るのにサービス名で出ないなら、その言葉に答えるページがあるかを見直した。
あわせて読む
- サーチコンソールの使い方:登録のしかた、URL検査の操作、登録されない理由ごとの対処を、画面の順に確かめたい人向け。
- ブログで集客できない原因と直し方:登録はされているのに検索から人が来ない原因を、見つけてもらう・表示される・クリックされるに分けて直したい人向け。
- ローカルSEO対策のやり方:Googleマップや地図の枠で、お店を上に出したい人向け。
- ホームページ集客の方法:検索だけでなく、地図・SNS・紹介を含めて、お客様を集める順番を決めたい人向け。
- SEOタイトルの付け方:同じ名前の会社が多いときに、見分けてもらえるタイトルに直したい人向け。
- WordPress SEOの基本と実践:WordPressで作ったホームページの、最初の設定を見直したい人向け。
出典
- Search Console ヘルプ「Google 検索で自分のページが見つからない場合」(外部サイト・新しいタブで開きます):セーフサーチをオフにして確かめること、site: 検索での確認、新しいサイトは1日から数週間かかり少なくとも1週間待って判断すること、パスワード保護・robots.txt・検索に載せない指示の確認、中古や引き継いだサイトでの手動による対策とセキュリティの問題の確認、削除リクエストの確認、サイト内リンクで見つけてもらいやすくすることの裏づけ。
- site: 検索演算子(外部サイト・新しいタブで開きます):site: 検索の使い方と、登録済みのページがすべて表示されるとは限らないこと、wwwの有無で結果が変わることの裏づけ。
- Google 検索結果にサイトを表示する方法(外部サイト・新しいタブで開きます):Googleが自動でサイトを探すこと、表示されない主な理由の裏づけ。
- Google 検索の仕組み(外部サイト・新しいタブで開きます):クロール・インデックス登録・検索結果の表示の3段階、お金で頻度や順位を上げられないこと、登録が保証されないことの裏づけ。
- インデックス登録をブロックする方法(外部サイト・新しいタブで開きます):「検索に載せない」指示を見つけると、リンクの有無に関係なく検索結果から外すことの裏づけ。
- URL の再クロールを Google にリクエストする(外部サイト・新しいタブで開きます):読み直しの依頼をしてもクロールに数日から数週間かかること、すぐ表示されるとは限らないこと、何度依頼しても早くならないことの裏づけ。
- URL の変更を伴うサイト移転(外部サイト・新しいタブで開きます):301リダイレクト、転送を1年以上残すこと、アドレス変更ツール、移転中の順位の変動と期間の裏づけ。
- タイトルリンク(外部サイト・新しいタブで開きます):トップページのタイトルがサイトの補足情報を入れるのに適していることの裏づけ。
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ローカル検索結果のランキングを改善するヒント」(外部サイト・新しいタブで開きます):ローカル検索結果がGoogleマップと検索に表示されること、主に関連性・距離・知名度で並ぶことの裏づけ。
- Search Console ヘルプ「サイトマップ レポート」(外部サイト・新しいタブで開きます):小さなサイトやホームページ作成サービスでは、サイトマップを自分で用意する必要はおそらくないことの裏づけ。
- Search Console ヘルプ「手動による対策レポート」(外部サイト・新しいタブで開きます):直したあとの審査のリクエストと、審査にかかる期間の裏づけ。
- WordPress「Settings Reading screen」(外部サイト・新しいタブで開きます):表示設定のチェックで、サイトに検索に載せない指示が書き込まれることの裏づけ。
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